サンルームやテラスを設置する時に必要な申請とは?


お客様からよくある質問です。


「サンルームを設置する時、何か申請は必要ですか?」

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ここで言う「申請」とは『建築確認申請』のことです。

 

建築確認申請とは、新築住宅など建物を新たに建てる時に、建築会社や設計士さんなどが役所へ提出するものだと思われがちですが、増築などでも「要件」によっては必要になります。

 

この要件には様々な要素が重なり合うために自分で判断をすることが難しく、自治体の窓口で相談する方が確実だと言えますが、悠Uサンルームの場合はどうでしょうか。


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(写真は10㎡未満の当社施工事例です)


結論から言いますと、悠Uサンルームは「増築」扱いになるので以下の要件に当てはまる場合は建築確認申請が必要なりますので注意が必要です。


※悠Uサンルーム以外のサンルーム(ガーデンルーム)でも、基本的に屋根と壁に囲われているタイプの商品は申請が必要だと考えられます。(テラスなど、屋根だけの商品は不要)

 

☆防火地域(準防火地域)内に設置する場合

☆面積が10㎡(平方メートル)を超える場合

 

それ以外にも注意する点と言えば、建ぺい率です。

 

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建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積(1階の建て坪)の割合のこと。

特に高級住宅街などは、街並みや景観を守るため、または防災や日当たりなどを守るために建ぺい率が制限されている(小さくしている)ケースが多いです。


その場合、もともと制限一杯に建物が建てられているところにサンルームを増築するので、面積によっては建ぺい率オーバーとなって「違法建築」となってしまう場合があります。



ティージーが悠Uサンルームを提案する場合、基本サイズ(タイプⅡ・Ⅲ・Ⅴ)であれば10㎡を超えることはありませんが、自由設計仕様によるご提案で10㎡を超えることもあります。

その場合は「建築確認申請が必要です」ということは必ずお客様にお伝えしています。


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(テラス囲いなど屋根と壁が囲まれている商品は要件により申請の対象となります)
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(屋根だけのテラスは壁へ取り付けをする、しないに関わらず申請の対象外です)


これは、悠Uサンルームに限らず、大手建材メーカー(YKKAP、リクシル、三協アルミ)のテラス囲いやガーデンルームも条件は同じです。(屋根だけのテラスの場合は、建築確認申請は不要です)

⇒サンルームとテラスの違いについてはこちらをご覧ください

悠Uサンルーム設置の注意点としては、建築確認申請など法令上必要となる手続きについては基本的にお客様で行って頂くようお願いしていますが、ティージーでは必要とあれば信頼できる専門家もご紹介させて頂きますのでご安心ください。

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